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                 新 任 教 員 展 II

              大熊弘樹  大東忍  マシュー・フィン







大熊弘樹 Untitled     大東忍 踊り場            マシュー・フィン 白川郷
            (秋田市下浜名ケ沢、郡上おどり かわさき) 


■ 会  期 2025年10月8日(水)〜10月21日(火) 10:00-17:00

         < 10/18(土)は休館 >


■ 開館時間 10:00 - 17:00 土日は16:00まで
■ 会  場 広島市立大学芸術資料館5階「展示室」  入場無料


■ いちだい知のトライアスロン ギャラリートーク
      2025年 10月15日(水)13:00〜 展覧会場にて

      講師: 大熊弘樹  大東忍  マシュー・フィン

   *本学学生は感想文が「知のトライアスロン」のポイントになります。


 10月8日(水)から10月21日(火)まで、本学芸術学部へ新たに着任した3名の美術学科油絵専攻講師の作品を展示する「新任教員展II 大熊弘樹 大東忍 マシュー・フィン」を開催します。
 大熊弘樹のルネサンス期の技法を軸に、生活に根差した微細な瞬間をリアリズムで描く油彩。大東忍の静謐なモノトーンの風景の中で、踊る人物が詩情を紡ぐ木炭画。マシュー・フィンの光と影のコントラストで美しい景色を端正に表現した、透明感溢れる水彩画。合わせて近作約20点を公開します。
 それぞれの技法で探求する、絵画表現の世界をぜひご高覧ください。


■ 展示作品  
    大熊弘樹 Untitled 2020、Untitled 2023、デッサン 他
    大東忍  踊り場(秋田市下浜名ケ沢、郡上おどり かわさき)2023、不寝の夜2025 他
    マシュー・フィン  白川郷 2017、合掌造り2008、Waiting 2015、野呂山弘法寺2020 他



【 大熊弘樹 略歴 】
2012 東京藝術大学油画専攻卒業
2013 「⼤熊弘樹個展」画廊⼤千/⼤阪府
2014 東京藝術大学大学院美術研究科修了
2015 「⼤熊弘樹個展」アートフェア東京 東京国際フォーラム/東京都
2016 「⼤熊弘樹個展」Le Clavier Arisugawa/東京都
2022 「THE WAY」IAM Contemporary Art バレッタ/マルタ
2025 広島市立大学着任


【 大東忍 略歴 】
2019 愛知県立芸術大学美術研究科博士前期課程修了
2023 個展「TOKAS-Emerging 2023『風景を踏みならす』」トーキョーアートアンドスペース/東京都
   「なめらかでないしぐさ 現代美術in西尾」国際芸術祭「あいち」地域展開事業 康全寺/愛知県
2024 「VOCA展 2024 現代美術の展望—新しい平面の作家たち」上野の森美術館/東京都
    個展「藪から藪へ」YEBISU ART LABO/愛知県
2025 広島市立大学着任
   「第50回秋田県芸術選奨受賞記念展・巡回展」美郷町学友館/秋田県


【 マシュー・フィン 略歴 】
1998 リーズ大学/英国、カリフォルニア・アイーヴァイン大学/米国にて絵を学ぶ
2006 広島国際文化財団賞
2012 バース展 最優秀賞受賞/英国
2013 個展 野呂山芸術村/広島県
2015 英国王立水彩画展 マット・ブルース記念賞2017 英国王立水彩画展
    アンソニー・J・レスター美術評論家賞
2021 バクストン絵画展 最優秀賞/英国
2025 広島市立大学着任
    マシュー・フィン 水彩画展 福屋八丁堀/広島県


                 (予告なく展示作品を変更することがあります。)

■ 主  催   広島市立大学芸術資料館
■ お問い合わせ 芸術資料館  TEL082-830-1821
         芸術学部分室 TEL082-830-1507 FAX082-830-1658







                学 生 企 画

                  ひかり展

 10月25日(土)から10月30日(木)までの6日間、美術学科油絵専攻の学生6名が学生企画作品展として、「ひかり展」を芸術資料館で開催します。
 「ひかりとは何だろうか。」物に光が反射し、それを私たちが認識するプロセス――。
物理現象としての反射、その反射が生み出す空間、色、温度。創作者はそうした現象を感じ取り、作品として描き上げてきました。
 今までは、自らが感じる純粋な感動や反応こそが「ひかり」であると信じていました。しかし、学生生活を送り多くの仲間と交流し議論を重ねる中で、ひかりに対する考え方にも変化が生まれてきています。そうした中から芽生えた新たなひかりの解釈を、表現を通してキャンバスに描きました。ぜひご高覧ください。



      友人像        追憶         She II          もらったもの









能          原爆ドーム


 ■ 日  時  2025年10月25日(土)〜 10月30日(木)
         11:00 〜 19:00 (土日祝日は18:00まで。)

 
 ■ 出品作品:油絵作品 約20点


  木下優(きのした ゆう)

 自分に内在する寂しさや不安の要素から来る、人への執着・愛情をテーマに描いています。展示では、寂しさの中から見出した光を描き記します。


  小川萩月(おがわ はづき)

 私はこれまで、自分の身近な人物が見せる、最もその人らしい瞬間を切り取り、描いてきました。本展示では、私たちに計り知れない恩寵や感応をもたらしてきた光への賛歌として、光によって生み出されたものを、詩と美学、絵画を通して表現したいと思います。


  丸山心寧(まるやま ここね)

 夜の暗さと光が好きで、そこから感じる不安・恐怖と安心感という相反する感情に興味があります。暗さがないと光を見ることはできません。鑑賞者が安心感を得ることができる作品を制作するために、私は不安や恐怖に焦点を当てた絵を描きます。


  東真央(ひがし まひろ)

 私は、親愛、友愛、共依存などといった愛情表現を題材に描いています。今回は私が受け取った愛情、なくなったモノを中心に展示します。それぞれの温度を光の表現で感じていただけたら幸いです。


  上月菜々香(こうづき ななか)

 感情を言葉で伝えることが得意ではない私にとって、花言葉などのモチーフを用いた絵は、自己表現の大切な手段でした。本展示では、私にとっての「光」の象徴である身近な人の存在を描きたいと考えています。


  木村暸吾(きむら りょうご)

 モチーフとの対話を通じて原爆ドームのテーマが変化しました。絵の中で新たな挑戦として、ペインチングナイフのみで描きました。
 人間は火を発見して以降、闇を払う術を身に付けたかに思えました。しかし今度は個人や社会に闇が生じるようになりました。不明瞭な未来への不安です。焦り、孤独感。それを払う光として憧れ、期待、希望。そういった光と闇との関係を考察し作品を制作します。


    *予告なく出品作品を変更する場合があります。ご了承ください。

 ■ 主  催   学生企画展 ひかり展実行委員会
 ■ お問い合わせ 芸術資料館   TEL082-830-1821
          芸術学部分室  TEL082-830-1507 FAX082-830-1658