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                学 生 企 画

                  ひかり展

 10月25日(土)から10月30日(木)までの6日間、美術学科油絵専攻の学生6名が学生企画作品展として、「ひかり展」を芸術資料館で開催します。
 「ひかりとは何だろうか。」物に光が反射し、それを私たちが認識するプロセス――。
物理現象としての反射、その反射が生み出す空間、色、温度。創作者はそうした現象を感じ取り、作品として描き上げてきました。
 今までは、自らが感じる純粋な感動や反応こそが「ひかり」であると信じていました。しかし、学生生活を送り多くの仲間と交流し議論を重ねる中で、ひかりに対する考え方にも変化が生まれてきています。そうした中から芽生えた新たなひかりの解釈を、表現を通してキャンバスに描きました。ぜひご高覧ください。



      友人像        追憶         She II          もらったもの









能          原爆ドーム


 ■ 日  時  2025年10月25日(土)〜 10月30日(木)
         11:00 〜 19:00 (土日祝日は18:00まで。)

 
 ■ 出品作品:油絵作品 約20点


  木下優(きのした ゆう)

 自分に内在する寂しさや不安の要素から来る、人への執着・愛情をテーマに描いています。展示では、寂しさの中から見出した光を描き記します。


  小川萩月(おがわ はづき)

 私はこれまで、自分の身近な人物が見せる、最もその人らしい瞬間を切り取り、描いてきました。本展示では、私たちに計り知れない恩寵や感応をもたらしてきた光への賛歌として、光によって生み出されたものを、詩と美学、絵画を通して表現したいと思います。


  丸山心寧(まるやま ここね)

 夜の暗さと光が好きで、そこから感じる不安・恐怖と安心感という相反する感情に興味があります。暗さがないと光を見ることはできません。鑑賞者が安心感を得ることができる作品を制作するために、私は不安や恐怖に焦点を当てた絵を描きます。


  東真央(ひがし まひろ)

 私は、親愛、友愛、共依存などといった愛情表現を題材に描いています。今回は私が受け取った愛情、なくなったモノを中心に展示します。それぞれの温度を光の表現で感じていただけたら幸いです。


  上月菜々香(こうづき ななか)

 感情を言葉で伝えることが得意ではない私にとって、花言葉などのモチーフを用いた絵は、自己表現の大切な手段でした。本展示では、私にとっての「光」の象徴である身近な人の存在を描きたいと考えています。


  木村暸吾(きむら りょうご)

 モチーフとの対話を通じて原爆ドームのテーマが変化しました。絵の中で新たな挑戦として、ペインチングナイフのみで描きました。
 人間は火を発見して以降、闇を払う術を身に付けたかに思えました。しかし今度は個人や社会に闇が生じるようになりました。不明瞭な未来への不安です。焦り、孤独感。それを払う光として憧れ、期待、希望。そういった光と闇との関係を考察し作品を制作します。


    *予告なく出品作品を変更する場合があります。ご了承ください。

 ■ 主  催   学生企画展 ひかり展実行委員会
 ■ お問い合わせ 芸術資料館   TEL082-830-1821
          芸術学部分室  TEL082-830-1507 FAX082-830-1658