今年度の展覧会
芸 術 資 料 館 新 収 蔵 作 品 展 2025
令和7年(2025)年4月2日(水)〜4月22日(火)
- 広島市立大学芸術資料館が2024年度に収集した作品(2024年度の卒業・修了制作の買い上げ作品、購入作品、寄贈作品)8点を公開しした。2024年度の卒業・修了制作買い上げ作品として、深緑の小道の景色を描いた日本画「逍遥」、大理石の岩肌を生かして、うねりの美しさを彫刻した「White Falls:I」、架空の街の夜をインタラクティブなアニメーション映像として表現した「F 街俱楽部」、寝具の上が箱庭のように動物の世界になる油絵「明け方の箱庭」、形状と柄模様、色彩の妙が美しい金工「七宝箱『白銀回』」を展示しました。また購入作品として、伊能一三の漆工「へいわののりもの(しか)」を、退任寄贈作品として、森永昌司「時の匣」、伊東敏光「一郎の滝」を展示しました。
被 爆 80 周 年 平和ポスターと光の肖像
令和7年(2025)年6月4日(水)〜6月20日(金)
- 被爆80周年の今年、収蔵作品のJAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイン協会)を代表するデザイナーが、毎年、ボランティアで制作した「ヒロシマ・アピールズ・ポスター」と本学の芸術学部美術学科油絵専攻の教員、学生および卒業生が2004年から2015年までの間に取り組んだ「光の肖像」、そして、芸術学部デザイン工芸学科視覚造形分野の学生が制作した学生が制作したPEACEポスターの優秀作品を展示します。平和を希求するそれぞれの作品を通して、被爆80周年に思いを寄せます。
須 藤 玲 子 収 蔵 作 品 展
令和7年(2025)年6月25日(水)〜6月27日(金)
- 芸術資料館では、須藤玲子(1953-)のテキスタイル全収蔵作品16点を一堂に展覧します。須藤玲子さんは株式会社布の代表取締役で現在も国内外でご活躍されており、2022年円空大賞受賞、2024年芸術選奨文部科学大臣賞等を受賞されています。また、作品の数々は、ニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館、ボストン美術館、ビクトリア&アルバート美術館、東京国立近代美術館工芸館等、世界各国の多くの美術館でパーマネントコレクションされています。これまで、新しい発想で生み出されました様々な素材と技術の特徴を生かした斬新なテキスタイルを発表されています。是非、この機会に須藤玲子さんの貴重な作品をご高覧ください。
その後の予定
7月 新任教員展I
10月 新任教員展II
10月 学生企画展1
11月 退任記念展
11月 学生企画展
12月 退任記念展