平成17(2005)年度の展覧会
新収蔵作品展
2005(平成17)年7月11日〜7月17日
- 第8期生にあたる昨年度の卒業制作から最も優秀であった6点と、新たに収蔵した作品18点を展示。卒業制作優秀作品は、学生時代の集大成の作品で、若い感性と新鮮さに溢れている。また、収蔵作品は室町時代『弁財天』『羅刹天』『地蔵菩薩』の軸、淀井敏夫の彫刻『画家の像』、ジョージ・ジェンセンのテーブルウエア、デザイナーズの椅子が展示された。
LANDLIBE
(どこからどこへ)
ハノーバー専科大学交換留学成果発表展
2005(平成17)年7月21日〜7月27日
- ハノーバー専科大学からの来日の留学生4人が留学期間を終えるのを期に、留学期間に制作した作品を展示。作品には日本文化が反映されてるもの、戦争と平和をテーマにしたものもあった。
「光の肖像」展
−被爆者たち、それを受け継ぐ者たちの眼差し−
2005(平成17)年8月1日〜8月14日
- 被爆者とその2世、3世の肖像画の作品展。27点が展示された。肖像画の隣には、その人物の人生が説明してある。その文章と肖像画が、惨禍をくぐり抜けて生きた人間としての力強さや尊厳を問いかけている。 モデルに協力してくださった方々に心より感謝申し上げます。
卒業制作買い上げ作品展 美術学科1998−2005
2005(平成17)年10月6日〜10月13日
- 美術学科の日本画、油絵、彫刻の卒業制作買上げ作品(卒業制作優秀作品)を一同に展示。卒業制作買上げ作品の歴史を振り返った。
白と黒の展覧会 −子供の眼差し 作家の眼差し−
市民講座 展覧会をつくる 2005
2005(平成17)年10月17日〜10月23日
- 白と黒をテーマとした、芸術資料館の収蔵作品と小学生が描いた絵画作品とのコラボレーション展示。「作家の眼差し」と「子供の眼差し」に共通する力強いエネルギーをモノクロームの空間に配置し、双方の対極と融合を図った。
芸術学部教員作品展
2005(平成17)年10月26日〜11月1日
- 芸術学部教員の近作14点を展示。絵画、彫刻、金工、インスタレーション、テキスタイルアート、染色などを展示。大学祭も同時に開催され、多数の来場をいただいた。
斉藤典彦 展
−Shaman Moon から in her garden へ− 日本画制作の現場
2005(平成17)年11月4日〜11月1日
- 存在感のある迫力の画面からは、自然や水や生命といったさまざまなイメージを内包し、観るものを触発する。9メートルを越える大作『みなもーtg03』など11点を展示。
H17年度芸術学研究科博士後期課程審査展 長瀬香織
2006(平成18)年1月11日〜1月13日
発表:日本画における和紙についての研究
−日本・中国・アジア諸国における紙漉きとの比較を通して−
- 作品はアジアの街角やそこで働く人々を題材にした22点を展示。また、フィールドワークから収集したアジアの紙の比較展示と表現効果の対比などを展示した。
H17年度芸術学研究科博士後期課程審査展 江田ゆかり
2006(平成18)年1月17日〜1月19日
発表:造形における「間」の研究 −枯山水、ランドアートを通して−
- 大理石や、トラバーチン、御影石などを使用した大作の彫刻4点を展示。それぞれの石の性質と、表現による温かみと力強さが調和していた。
H17年度芸術学研究科博士後期課程審査展 米倉大五郎
2006(平成18)年1月24日〜1月26日
発表:World Abuse -空間と形体から生れる世界観−
- まるで広大な山水画を思わせる3M×2.1Mの『C.I.』は、コピーの多用と写真のコラージュで制作されている。人間の形や山並みの形などがコピーと写真によって形成されている不思議なモノクローム作品が16点展示された。
第9回広島市立大学芸術学部卒業修了作品展
2006(平成18)年2月7日(火)〜2月12日(日)
- 今年度に卒業修了する学生たちの展覧会。学部4年間、博士課程前期修士2年間の集大成の作品を展示。会場は広島市立大学と広島市現代美術館の2会場。