令和4(2022)年度の展覧会
新収蔵作品展2022 I
令和4(2022)年4月4日(月)〜4月17日(日)
- 広島市立大学芸術資料館が2020年度に収集した作品を展示した。卒業・修了制作の買い上げ作品は、「柔らかな午後」、「Vision」、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、「p.m.13:00」、「何も見ていない人I、II、III」。寄贈作品として「retention」と関連作品の「reverse」。退任寄贈作品としては「廻廊」、「石のベンチ」、「Opening」、広島市デザインマンホール6点、「ウヲノハシロキ」、「灯台のある島」。
新収蔵作品展2022 II
令和4(2022)年6月1日(水)〜6月14日(火)
- 広島市立大学芸術資料館が2021年度に収集した作品を展示した。卒業・修了制作買い上げ作品は、「鏡花水月」、「GIANT KILLING<ゴリアテの肖像>」、「海」、「解放区」、「Dream Of Nagisa」。購入作品は、「原爆の図デッサン デB-54」「人体デッサン137」「人体デッサン388」と「四角景」「Ridge “Symmetry”」「Quatro View “Arch”」。移管作品は「現状模写 奈良国立博物館所蔵 両頭愛染曼荼羅模写」。寄贈作品は、「磯」「磯鵯」「浅春の峠」「LOAF」。
新任教員展 大庭孝文 -正しい風景-
令和4(2022)年9月30日(金) 〜 10月18日(火)
- 日本画材料だけではなく、現代的な画材や技法を駆使し「記憶の構造」、「認知の変容」をコンテンポラリーな表現で追求している。 描いた後に消し、そして再構成して描く。画面の厚みのあるところ、絵具が剥がされたところ、その質感の変化も特徴。 記憶と忘却と、そして認知の上書きについてイメージさせる近作7点を公開した。
芸術資料館収蔵作品展 街角 -The urban city-
令和4(2022)年10月24日(月)〜11月6日(日)
- 広島市立大学芸術資料館が収蔵する作品から街や都会生活に関わる作品を厳選して展示した。喧噪と渋滞、過密と孤独。それでも成功とチャンスへの希望が人々を惹きつけてやまない都会。街や都会生活に関わる作品を広島市立大学芸術資料館が収蔵する作品から、買い上げ作品、古書や企業ICマニュアル、ポスター合わせて18点を公開した。
ヒロシマ・アピールズと学生による平和ポスター展 P E A C E P I E C E
令和4年(2022年)11月11日(金)- 12月2日(金)
(但し11月26日(土)・27日(日)は総合選抜入試のため休館)
- 1983年にスタートした「ヒロシマ・アピールズ」ポスタープロジェクトは、「ヒロシマの心」を、言葉を超えて広く内外に訴えることを目的として(公社)日本グラフィックデザイン協会<JAGDA>を代表するデザイナーが毎年1枚、ボランティアでポスターを制作しています。<JAGDA> から寄贈された1983〜2022年に発表された26点のヒロシマ・アピールズ・ポスターと芸術学部デザイン工芸学科視覚造形の学生による平和ポスター30点を展示します。
退任を記念して「チャールズ・ウォーゼン -ok ok.-」
令和4(2022)年12月13日(火)-12月26日(月)
- 2022年度末に広島市立大学芸術学部・芸術学研究科のチャールズ・ウォーゼン教授が退任されるのを記念し開催します。ウォーゼン教授はアメリカの大学院を卒業後、ドイツを中心にヨーロッパ各地で活動された後、広島市立大学へ着任。様々な文化圏を超えて誰もが「!?」と感じる感覚を大切にされる作風に普遍的な眼差しが感じられます。作品約70点を展示し業績を振り返ります。
幻想の神楽 西原美彩 展 -鬼、布と塩- アニメーションとその周辺
令和5年(2023年)1月6日(金)- 1月11日(水)
- 現在、映像メディア造形分野で非常勤助教の西原美彩が制作したアニメーション「鬼、布と塩」を紹介。作者の出身地、広島の伝統芸能である「神楽」を題材に鬼と村人とが暮らす山々で、布と塩を介しながらドラマが展開していきます。神楽の所作や舞台の仕掛け、道具、楽器、人物が登場しつつ、独自のストーリーで織りなす作品です。関連資料も公開。
2022年度博士後期課程本審査作品展示「時間&空間」 張 俊傑 チョウ シュンケツ (彫刻領域、彫刻研究室)
令和5年(2023年)1月18日(水)- 1月20日(金)10:30〜17:30
- 過去に存在した建築をオマージュしながら、未来の建築をイメージさせる彫刻12点を公開した。論文「武漢大学旧図書館の建築原理を活用した造形方法に関する研究」もプレゼンテーションした。 プレゼンテーション発表:1月18日(水)16:25〜17:55 「武漢大学旧図書館の建築原理を活用した造形方法に関する研究」
2022年度博士後期課程本審査作品展示 久保田 寛子 (造形計画領域、染織研究室)
令和5年(2023年)1月22日(日)10:00〜17:30 - 1月23日(月)10:30〜14:00
- 糸から染めて制作した絣の着物や、仕覆、紬に関する資料など14点を展示した。論文「絣織をとりまく言葉と数、その意匠について -筬の単位と絣織技法の表現-」もプレゼンテーションした。 プレゼンテーション発表:1月23日(月)10:30〜11:30 「絣織をとりまく言葉と数、その意匠について -筬の単位と絣織技法の表現-」
2022年度博士後期課程本審査作品展示 松本 千里 (造形計画領域、染織研究室)
令和5年(2023年)1月24日(火)13:00 〜1月26日(木)17:00
- 現代的な素材で様々な技法を立体的に展開させた作品など約20点を展示した。論文「現代美術との共通点を介した伝統工芸の潜在力による可能性の拡張 -絞り染め技法を基軸にして技法の分解・素材の拡張-」もプレゼンテーションした。 プレゼンテーション発表:1月25日(水)10:35〜 「現代美術との共通点を介した伝統工芸の潜在力による可能性の拡張 -絞り染め技法を基軸にした技法の再校正・展示方法の一体化-」
2022年度博士後期課程本審査作品展示 松本 凌介 (絵画領域、油絵研究室)
令和5年(2023年)1月27日(金)10:00〜1月31日(火)17:00
*土日の展示はありません
- 自画像や小説から材をとった作品、広島市にある被服支廠に材をとった作品など、リアリズムの油絵39点を展示した。論文「絵画における写実表現の特性とその意義にについて-日本のスペインリアリズムの受容と比較を通して-」もプレゼンテーションした。 プレゼンテーション発表:1月30日(月)11:00〜 「絵画における写実表現の特性とその意義にについて-日本のスペインリアリズムの受容と比較を通して-」
第26回 広島市立大学芸術学部 卒業・修了作品展
令和5(2023)年2月10日(金)〜2月14日(火)
- 広島市立大学芸術学部4年生と大学院(博士前期課程)2年生による作品展「第26回広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展」を開催。大学内にて、日本画・油絵・彫刻・現代表現・視覚造形・立体造形・映像メディア造形・金属造形・染織造形・漆造形を専攻する学生たちによる作品を展示しました。